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2016/02/01
【Windows】Windows 10 について(6)- 自動アップグレード ~ITの窓口でやってみました~

前回の記事に引き続き、Windows 10 に関する内容です。

今回は、windows10への自動アップグレードについてです。

まず結論からお話しします。

ユーザーの確認無しにWindows10にアップグレードされることはありません。

アップグレードが進行する際、必ず下記のライセンス条項同意画面(図1)が表示されます。
アップグレードを実施しない場合は[同意しない]をクリックします。
その点を留意すれば、確認なしに勝手にWindows10にアップグレードされることはありません。



図1:ライセンス条項同意画面




※間違って[同意する]をクリックしWindows10になっても、1ヶ月以内なら元に戻せます。
アップグレード予約していた場合、2016/2/2よりWindows UpdateでWindows10アップグレードを促されるようになりました。予約の有無は下記にて確認できます。

コントロールパネル>システムとセキュリティ>よりWindows Update の画面を表示します。

アップグレード予約無しの場合


更新プログラム確認を行ってもWindows Update画面にアップグレードを促す画面は表示されない。(図2)




図2:Windows Update の画面(予約無し)




※予約無しですので、アップグレードされることはありません。

アップグレード予約有りの場合


更新プログラム確認後Windows Update画面にアップグレードを促すメッセージが表示される。(図3)




図3:Windows Update の画面(予約有り)




※「はじめに」をクリックするとアップグレードに関するライセンス条項同意画面(図1)が表示されますが、[同意する]をクリックしない限り、勝手にアップグレードされることはありません。
Windows UpdateでWindows10アップグレードを促すメッセージを表示しないようにするには、下記手順で更新プログラムの非表示を行います。

1.コントロールパネル>システムとセキュリティ>よりWindows Update の画面を表示します。
「利用可能なすべての更新プログラムを表示」をクリックします。



 

2.Windows10アップグレードのプログラムにチェックが入った状態で表示されていますので、

右クリック>「更新プログラムの非表示」をクリックします。



 

3.これでWindows10アップグレードを促すメッセージが消え、それ以外の更新プログラムに関するメッセージに変わりました。後日アップグレードを行いたくなった場合は「非表示の更新プログラムの再表示」から再表示できます。


Windows10アップグレード通知自体を消すには


タスクトレイに表示されるアップグレード通知広告自体を消すには、導入済みのセキュリティ更新(KB3035583)のアンインストール・セキュリティ更新の非表示設定が必要です。こちらについては 以前の記事にて紹介しております。

 

 

 

【過去の記事】

Windows 10 について(1)- 無償アップグレード予約

Windows 10 について(2)- 無償アップグレード実施

Windows 10 について(3)- 以前のOSに戻す方法

Windows 10 について(4)- 通知メッセージ停止

Windows 10 について(5)- Internet Explorerを使用する




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