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2025/10/30
【プリザンター】 第320回)コピー選択できない時の解決方法と仕事が速くなるショートカット10選

一覧画面から顧客情報をコピーしようとしたら…

こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの森山です。

「会議でチャットに案件名を貼りたい」「監査対応で一覧の一部だけをコピペしたい」「電話対応中に型番を控えたい」——そんな “ちょっとだけコピー” が、最近のプリザンターではドラッグしても選択できず困った…というお問い合わせをいただきます。

プリザンターのバージョン1.4.20.0以降では、一覧表示UIが「ドラッグでスクロール」する仕様に変更されました。(※第1世代UIは非対応)
これにより、項目数やレコード数が多い一覧画面を、マウスのドラッグ操作で上下左右に自由に移動できるようになりました。
大量のデータを扱う場合、スクロールバーを使わずに直感的に画面を移動できるのは便利ですが、その代わりに従来のようにドラッグだけで文字列を選択する操作ができず、戸惑うユーザーも増えています。

では、どうすれば文字列を選択できるのでしょうか?

答えは簡単です。Altキー(macOSの場合はOptionキー)を押しながらドラッグしてください。これだけで、以前と同じように文字列を選択してコピーできます。
WindowsでAlt+Tabを多用する方は意図せず選択されることもあるため、「Altキーで操作を切り替える」意識を持つと安定します。

「スクロールはドラッグ/選択はAlt+ドラッグ」の切替を意識するだけで、ストレスなく操作できるようになります。

添付の動画は、左がバージョン1.4.20.0より前のもの、右がバージョン1.4.20.0以降(前半:ドラッグのみ、後半:Alt+ドラッグ)となります。

知っておくと便利!プリザンターのショートカット一覧

文字列選択の方法が分かったところで、さらに業務効率を上げるショートカットキーもご紹介します。
プリザンターには、よく使うボタン操作を素早く実行できるショートカットが用意されています。











操作ボタンショートカットキー覚え方の例
戻るALT+qquitのq
保存/更新/一括更新ALT+ssaveのs
コピーALT+ccopyのc
参照コピーALT+kkind(コピーの種類)の k
移動/一括移動ALT+om[o]ve の o(丸=動く)
メールALT+mmailのm
削除/一括削除ALT+rremoveのr
インポートALT+wwriteのw
エクスポートALT+xeXportのx
前/次ALT+b/ALT+nback/next

※ブラウザによっては ALT+c が動作しないことがあります。その場合は、ボタン操作または別ブラウザをご利用ください。

例えば、レコードを編集して保存する際、マウスで「更新」ボタンをクリックする代わりに「ALT+s」を押すだけで保存できます。
一日に何十回も行う操作であれば、この数秒の短縮が積み重なって大きな時間削減になります。

まとめ

いかがでしたか。

プリザンターのバージョンアップで追加されたドラッグスクロール機能により、一覧画面の操作性が向上した一方で、文字列選択の方法が変わりました。しかし、ちょっとした操作の追加(Altキーを押しながらドラッグ)にて、以前と同じように文字列をコピーできます。

また、ショートカットキーを活用することで、日々の業務をさらに効率化できます。ただし、これらの機能を組織全体で効果的に活用するには、ユーザーへの周知や、使用ルールの設定など、導入・運用面での工夫が必要になることもあります。

もし「チーム全体で使いこなせるようにしたい」「運用ルールを整えたい」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

弊社では、プリザンター導入・活用に関して以下のサービスをご提供しています。
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