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2022/07/27
【プリザンター】 第156回)エクスポート時に「標準」を表示させない方法

エクスポート機能「標準」テンプレートを非表示にするには

こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの森山です。

皆様は "エクスポート機能" をお使いですか? 私はよく使います。しかし、ユーザに対してはエクスポート機能を "無効" に設定することがあります。

なぜ無効にするかというと、ユーザ毎にアクセス制御にて項目の表示/非表示を設定した場合、エクスポートのテンプレート「標準」を選択すると非表示に設定した項目も出力されてしまうからです。
エクスポートで出力する項目を設定した新たなテンプレートを作成しても、結局「標準」のテンプレートが選択できてしまえば意味がありません。
スタイル機能で設定するなど方法はありますが、そもそもエクスポート時に「標準」テンプレートが不要であれば、表示されないことが一番望ましい動作でした。

そのエクスポートで「標準」テンプレートの表示可否を設定する機能が、バージョン1.3.11.0にて実装されました!
そこで今回は、エクスポート時に「標準」を表示させない方法についてご説明します。

設定方法は「チェックボックス」のON/OFFだけ

設定方法はとても簡単です。

エクスポート時に「標準」を "表示させない" 場合は、
1.設定したいテーブルを開きます
2.テーブルの管理 > エクスポート タブ > 「標準エクスポートを許可」のチェックを外します




逆に、エクスポートのテンプレートに「標準」を "表示させたい" 場合にはチェックを入れます。




また、「標準」以外のテンプレートがない場合はこの機能を使用することで、エクスポートのアクセス制御設定を行うことなく、エクスポートボタンを非表示にすることができます。




ちなみに、プリザンターのバージョンアップがシステム運用などの理由で難しい場合には、「スタイル」に以下のコードを設定することで実装することができます。

#ExportId option:last-child {
display: none;
}

まとめ

いかがでしたか? 

今までスタイル機能や細かなアクセス制御を行っていたエクスポートの標準テンプレートの非表示ですが、こんなに簡単に設定できるようになりました。
これで、管理者がエクスポートしたデータを加工してメンバーに展開する、なんて手間も、データの加工漏れなどのリスクもなくなります!

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