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2023/08/17
【プリザンター】 第208回)通知の件名をカスタマイズする方法

通知の件名をカスタマイズしたい!

こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの森山です。

プリザンターに新しくレコードを登録したときや更新したときに、その旨を知らせるために通知機能を使われる方は多くいらっしゃると思います。
この通知機能では、件名が「〇〇を作成しました。」という定型文になっていますが、『件名に項目の値を入れることができたらいいのに』と思われたことはありませんか?

実際に、年間サポートをご契約のお客様より「通知の件名をカスタマイズしたい」というお問合せを受けたことがあり、その際は スクリプト による設定をご案内してきました。

そんな通知機能の件名ですが、バージョン1.3.40.0 より任意の件名が設定できるようになりました!
そこで今回は、通知機能の件名の設定方法についてご紹介します。

プレフィックスも使うとより分かりやすく!

では、早速説明します。今回は以下のような件名が通知されるように設定します。

「テスト用:作成通知 - グループ01が選択されました」

文字列の各箇所については以下の様に設定したものになります。

「テスト用」:プレフィクスで設定した固定文字列
「作成通知」:「作成通知」「更新通知」など種別
「グループ01」:選択されたグループ名
「- ~ が選択されました」:固定文字列

さて、作成手順を説明します。

新規に作成したテーブルに以下の項目を追加しておきます。
項目:分類A
表示名:グループ
選択肢一覧:[[Groups*]]

[通知]タブ を開き、「新規作成」ボタンをクリックします。今回は 通知種別 で メール を選択してください。画像赤枠の 件名 を設定します。

■ 設定例
[NotificationTrigger]通知 - [グループ]が選択されました

■ 説明
[NotificationTrigger]:作成/更新/削除といった、操作の文字列を表示します
[グループ]:分類Aの表示名を設定し、件名に選択した値を表示します

あわせて画像青枠の プレフィックス を設定することで、件名の先頭に設定した文言が追加され、より通知が分かりやすくなります。

■ 設定例
テスト用:

なお、件名が設定されていない場合にはこれまでと同じく「〇〇を作成しました。」という件名での通知となります。
また、 一括更新 や 一括削除 には、今回の件名は適用されませんのでご留意ください。

まとめ

いかがでしたか?

件名が自由にカスタマイズできるようになったことで、1つのテーブルから様々なパターンのメールを送信できるようになります。
今回ご紹介した「件名」「プレフィックス」とアドレスに「分類項目」または「ID」の指定を組み合わせると、より便利にお使いいただけますので是非お試しください。

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