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2021/03/03
【プリザンター】 第85回)分類の複数選択機能が追加されたので試してみた

分類の複数選択機能の追加

こんにちは、CCSの田中です。

2021年1月27日のリリース(ver. 0.50.215)で、分類項目の複数選択機能が追加されたということを聞いたので、早速試してみました。
どのように設定し、どのように機能するのかなど試してみましたので参考にしてください。

なお、今までは分類で設定したものは1つしか選択できず、ある項目を選択させたい場合はチェック項目を複数持たせるなどしていました。これが分類項目で複数選択できるようになって便利になったと思っていますが、さてどうでしょうか?

分類項目の複数選択の設定と動作

分類項目は、複数ある選択肢の中から必要なものを選択させる機能として使っていると思います。例えば人事情報のテーブルなどで、部署名や役職などを設定されるケースがあるかと思いますが、選択は1つのみで複数選択はできませんでした。
ただ実際には、2つの部署を兼務していたり、本部長と部長と兼務していたり、複数選択があったほうがよい場合もあります。
どちらかしか設定されていないと、検索でヒットしなかったり、一人の人が複数レコードとなったりするので、いろいろ不都合が生じますよね。こんなときに複数選択の機能を使うのがよいと思います。

ちょうど当社が販売しているプリザンターのマニュアルの販売管理は、プリザンターのテーブルで管理をしています。ここではチェックボックスを使用し、販売した場合に「逆引き辞典」「運用ノウハウ集」「スクリプトサンプル集」の各チェックボックスをチェックするようにしています。このような場合も複数選択の機能がうまく使えると思っています。

さて、設定方法について説明します。

  1. 対象のテーブルを開きます。
  2. メニューから「管理」→「テーブルの管理」を選択します。
  3. 「エディタ」タブを選択します。
  4. 現在の設定にある分類項目を選択して「詳細設定」をクリックします。
  5. 今までなかった「複数選択」のチェックボックスが表示されますので、これにチェックを入れ更新すれば完了です。


使い方は、非常に簡単です。
複数選択可能にした項目を開くと、チェックボックスが表示されますので、必要に応じてチェックを入れるだけです。

ここまでは、安易に想像ができると思いますが、この分類項目の選択肢が多かった場合にどうやって間違えずにチェックをするのか?ということは気になりますよね?
そういった場合は、エディタ画面で、「検索機能を使う」にチェックを入れます。そうすると、複数選択の分類項目で検索画面が表示されれるため、検索条件を入れてチェックを入れることができます。ただし、この方法の場合は、検索でヒットしたものは選択できるのですが、選択にヒットしなかったものは選択できなかったり、再度設定しようとした場合は前に設定した内容はリセットされてしまうという問題がありますので注意が必要です。

それと、一度複数選択可に設定したテーブルで、単一選択の設定に戻した場合は、複数選択されていたところを再設定(単一に設定)する必要がありますので注意が必要です。

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回は分類項目の複数選択の設定、操作方法を試してみました。この機能を待っていた人も多いと思いますので、利用可能なバージョンにアップして試してみてください。

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