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2021/05/26
【プリザンター】 第97回)サーバスクリプト#6 一覧で条件にあった行を色変更

サーバスクリプトを用いた一覧表のカスタマイズ

こんにちは、CCSの田中です。

少し間があいてしまいましたが、サーバスクリプトの6回目です。
サーバスクリプトが使えるようになり、以前は手間だった一覧画面上でのカスタマイズも簡単にできるようになりました。

今回は、一覧画面で条件に合った行のレコードに対して色を変える方法を説明します。
プリザンターに年間サポートがありますが、弊社でもこの情報をプリザンターで管理をしています。1年更新のため、サポート終了日を過ぎたレコードもあり、フィルタで条件を設定して非表示にすることもできますが、一覧には表示をして背景色をグレーにしたいと思います。

実際の設定は以下を参照ください。

一覧で条件にあったレコードの背景色を変更する方法

説明を簡略化するために、管理テーブルとして「ID」と、「日付(DateA)」が一覧に表示されているテーブルを用意します。

この日付が今日の日付より前の日付だった場合に、その行をグレーにする方法を説明します。

まず、スタイルを作成します。
名前は何でもよいですが分かりやすく、「一覧背景色グレー化」などとしてください。
出力先は、「一覧」のみ選択します。

<スタイル>


.past {
background-color: grey;
}



次にサーバスクリプトです。
以下のスクリプトを作成しましょう。名前は適当につけてください。
条件は、「行表示の前」のみにチェックを入れておきます。

<サーバスクリプト>

try{
var today = new Date();
if (model.DateA < today.getTime()) {
model.ExtendedRowCss = 'past';
 context.Log('過去日あり');
}
} catch (e) {
context.Log(e.stack);
}



2021/5/11に実行した一覧は、以下になります。
ちょっとグレーの色が濃いですが、そこは個別に調整してください。

まとめ

さて、いかがでしたか?

サーバスクリプトを使うことで、以前は処理が手間だった一覧のカスタマイズが簡単に行えることが理解できたかと思います。ぜひ一度お試しください。

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