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2023/05/17
【プリザンター】 第195回)アクセス権の継承にサイトIDを表記する方法

サイトのアクセス制御について

こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの渡邉です。

プリザンターで「エディタ」や「一覧」の設定の次に頻繁に設定する「サイトのアクセス制御」に関連した機能拡張が行われましたので、その機能について説明します。

アクセス権を設定する場合に「アクセス権の継承」は継承元を選択することで、選択したサイトのアクセス権と同一の権限を継承できる便利な機能があります。この機能は便利なのですが、フォルダやサイトに同じ名前を設定していると一覧に同じ名前が表示されて、どれを選択してよいかがわからなくなるときはありませんか?

そのような混乱をなくすために、今回「アクセス権の継承」にサイトIDの表記が追加されるようになりましたので、この機能について紹介します。
この機能はバージョン1.3.29.0より実装されました。

サイトのアクセス制御とは、特定のフォルダ、テーブルに対し、ユーザ/組織/グループを指定して、読み込み/書き込み等の許可を付与するなどの設定を行うことをいいます。項目やレコードにも設定できます。

「アクセス権の継承」にサイトIDを表示する方法

今回の機能を利用するには、プリザンターのバージョンを1.3.29.0以上にバージョンアップするだけです。
特に設定等は必要ありません。

バージョンアップ前後でどのように変わったかを見ていきましょう。
例えば「見積書管理台帳」というフォルダやテーブルがいくつかあり、それぞれアクセス権が異なるため「アクセス権の継承」を選択するときは全て同じ名前で表示されてしまい、以前のバージョンですと、どれがどのフォルダやテーブルなのか判別がつかなくなるケースがあります。



 

しかし、バージョン1.3.29.0以上であれば「 [サイトID]見積書管理台帳 」といったような形で表示されるようになります。
これで、「アクセス権の継承」の選択肢にある同名のフォルダやテーブルが分かりやすくなり、設定間違いなども軽減されますね。

まとめ

いかがでしたか?

「アクセス権の継承」にサイトIDが表記されるようになったことで「アクセス権の継承」がより便利になったのではないでしょうか?

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