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2021/07/06
【セールスエンジニアのプリザンター奮闘記】 第5回) wikiテーブルでのマスター連携について

プリザンターでマスター連携する方法

こんにちは、CCS茶本です。

プリザンターを利用されている方ならば、マスター連携を活用して、業務を行っていると思います。
マスター連携方法としては、wikiでテーブルを作成して連携する方法と、テーブル同士でマスター連携する方法があります。

今回は、wikiテーブルを使ったマスター連携について、少し深堀したいと思います。

wikiテーブルのレコードは1レコードのみ

期限付きテーブルや記録テーブルは、1個のテーブルに複数のレコードがあります。
これらに対して、Wikiテーブルでは、1個のレコードしかありません。
この1レコードの“内容”に、マスター項目を入れていきます。

Wikiテーブル内の“内容”の入力方法としては、以下2パターンがあります。

①マスター項目名で直接連携する

例として「部署マスタ」をwikiテーブルで作成し、以下のように入力されている場合は、連携先のデータのリストボックスに「営業部」や「製造部」が表示され、選択すればそのまま「営業部」や「製造部」が実データに登録されます。

 総務・人事部
 営業部
 製造部
 品質管理部



②マスター項目名に別の番号や記号を設定して連携

下記のように入力されている場合は、連携先のデータのリストボックスに「営業部」や「製造部」が表示され、選択されると「営業部」の前に入っている文字が実データに登録されます。
上記では、「営業部」は 10 が、「製造部」は 20 が登録されます。

 10,総務・人事部
 20,営業部
 30,製造部
 40,品質管理部

それぞれの連携方法の使い分け

①マスター項目名で直接連携する
リストボックスに表示されている文字が直接登録される点は、わかりやすいですが、登録する項目名が長ければ、その分レコードの容量が大きくなるという短所もあります。

②マスター項目名に別の番号や記号を設定して連携
例としてFAX番号で連携させる場合、リストボックスにFAX番号のみ表示されてもどこのFAX番号かわからず、選択する時に困ります。
このような場合、“内容”に以下のように登録すれば非常にわかりやすくなります。

03-1111-1234,03-1111-1234(CCS東京)
06-2222-3333,06-2222-3333(CCS大阪)

上記の場合、表示される項目は「03-1111-1234(CCS東京)」ですが、実データには「03-1111-1234」が登録されます。


上記2パターンの特性を理解したうえで、wikiテーブルを使ったマスター連携を行って行けば、より使いやすいテーブルになりますね。

最後に注意事項です。
リンク設定をするときに、SiteIDを指定しますがWikiのIDより1つ少ない番号を指定してください。WikiのURLのIDが1000の場合は、999を指定します。ここはプリザンターの仕様となっていますので作法として覚えてください。

次回は、記録テーブルや期限付きテーブルをマスターテーブルとして連携する方法について記事を書く予定です!!

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