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2022/04/13
【プリザンター】 第144回)正規表現を使った入力ルールの徹底方法

名前の入力は「姓名」「姓 名」?

こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの森山です。

先日、社内のメンバーから下記の質問を受けました。
「プリザンターで[氏名]と[フリガナ]を入力してもらっているのですが、
 姓と名で入力欄が分かれていないため、姓・名の間のスペースの有無や
 全角カナ・半角カナが混在してしまい、後で整理するのが大変です!
 どうにかなりませんか?」


エクセルであれば置換でスペースを削除したり、関数で全角半角を一括変換することが可能ですが、データベースに登録されたデータの修正ですと慣れない人では対応が難しいでしょう。
以前紹介した拡張HTMLでの項目の説明機能を使って注意書きを行う方法もありますが、その場合「必ず入力内容が揃う」とは言えません。
そこで今回は「入力検証」機能を使って、入力時にチェックを行う方法をご紹介します。

項目入力時にチェックを行う方法

入力時の正規表現の設定は、クライアント側とサーバ側の2種類があります。
それぞれの違いは以下の通りです。目的に応じて使い分けてください。




今回は「ひらがな」「全角カタカナ」「半角カタカナ」と、それぞれ「空文字(スペース)NG」の設定についてご紹介します。なお、過去にも項目の入力検証ではよく使う正規表現について紹介しておりますので、そちらもご確認ください。
入力検証が設定可能な項目は「タイトル」「内容」「分類」「説明」「コメント」ですが、今回は「分類」項目を使ってご説明します。

入力検証の設定は、管理 > テーブルの管理 > エディタ > 設定する項目を選択 > 詳細設定 > 入力検証 から行います。
前述の通り、今回は入力時にチェックを行いたいので「クライアント正規表現」と「エラーメッセージ」に設定内容を記載します。



設定を行った項目に入力してみましょう。






設定通りにチェックされました。

まとめ

いかがでしたか?

以前はスクリプトで行っていた入力検証ですが、標準機能で実装されているので使わない手はありません。
また、拡張HTMLと組み合わせて使用することで、入力ルールを徹底することができますので、ぜひお試しください。
これでもう、名簿テーブルなどを参照した選択肢一覧で「名字名前」「名字 名前」といった表示の混在に悩まされることはなくなるでしょう!

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