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2023/07/19
【プリザンター】 第204回)既存データベースからプリザンターへの移行②

既存システムからプリザンターへの移行

こんにちは、シーイーシーカスタマサービスの森山です。

前回に引き続き、既存データベースシステムからプリザンターへの移行時のポイントについてご紹介します。

①ユーザの管理
②アクセス制御の設定
③移行するデータの内容
④移行先の容量確認
⑤移行方法の検討

2回目の今回は「②アクセス制御の設定」「③移行するデータの内容」「④移行先の容量確認」についてご紹介します。

移行前に確認と計画を

② アクセス制御の設定
システム移行に合わせて、アクセス制御の権限を見直されるとのお声をよく聞きます。
この時に、テーブルに付与するアクセス制御の権限についても整理されることをお勧めいたします。
プリザンターのレスポンスが遅いなどパフォーマンスに関する問題は、テーブルの構成、レコード数、カラム数、リンクの状況、同時アクセス数、カスタムスクリプトの影響、データベースの索引、ハードウェア性能など様々な要因が影響しますが、弊社ではアクセス制御の複雑さを整理することで改善された実績があります。
フォルダやテーブルが多い場合や、運用が始まった後ではアクセス制御の整理がし辛くなりますので、是非このタイミングをご利用ください。

ポイント
継承できる権限は、極力継承する形で設定しましょう。



③ 移行するデータの内容
移行するデータについて、事前に確認しておきましょう。これらのデータを元に、移行のスケジュールなど計画を立てていきます。
・テーブルの数、レコードの数
・変更履歴の移行有無
・添付ファイルの移行有無、添付ファイルの数、添付ファイルのサイズ

ポイント
添付ファイルを移行する場合には、ファイル名やファイルの拡張子に不備がないか、ファイルサイズの最大値最小値を確認しておきましょう。
これらを確認しておくことで、移行時に発生するエラーを防ぐことができます。
また、1レコードに添付するファイルの "数" や "サイズ" によっては、プリザンターの設定を変更したり、ファイルを1つにまとめて圧縮するなどの対応が必要となる場合があります。



④ 移行先の容量確認
データの内容を確認したら、移行データ全体の大まかなサイズの目途が立ちます。
移行先に十分な空き容量があるか、また、運用開始後も余裕のある容量になっているか事前に確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回ご紹介した内容、特にアクセス制御の設定については、現在プリザンターのパフォーマンスにお悩みの方にもお使いいただける情報となっています。
もしパフォーマンスに問題を感じられたら、一度アクセス制御の設定を見直してみてはいかがでしょうか?

弊社ではスタイル・スクリプトサンプル集、プリザンター逆引き辞典だけでなく、運用ノウハウ集、Dockerを使った構築の販売もございます。
また、PDF帳票出力支援パックの販売も開始しています。
導入の支援や、スクリプト開発などの支援も行っておりますので、まずは気軽にご相談ください。
※ご相談の内容によっては有料となる場合がございます。予めご了承ください。
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