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2019/09/10
【RPA】第2回 これからRPAを社内推進する方必見!覚えておきたい3つの約束

「RPA」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?

こんにちは!CCSのブログ担当カミゴウチです。

RPAの社内推進、うまくいっていますか?今回は導入初期の話を元に、自身が考える3つの約束の話をしたいと思います。

突然ですが、皆さんは【RPA】と聞いてどのようなイメージを思い浮かべますか?

私はRPAロボット作成 に携わる前と後で、印象がガラリと変わりました。ざっくり言うと以下の点です。

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【RPAに携わる前】何でも自動でやってくれる便利な"ロボット"
【RPAに携わった後】定型的なことを自動で実行し続けてくれる便利なツール
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今でこそ思考が整理できていますが、当時はとても悩みました。

同時期に「AI」「チャットボット」「IoT」というワードも流行っていたため、全部ごちゃまぜになっていたのかなあと今は思います。

RPA推進でお困りの方はこちらへ

 

現場担当者とRPA作成者で「RPAのイメージ」が違う!

RPAロボット作成の前に業務ヒアリングを実施していたのですが、出てくる要望がRPAロボットが得意な作業からかけ離れているものが多くあり、話がうまく噛み合わないなと思うことが多々ありました。

具体的には【AIが自動で判断するようなもの】の要望が多かったです。

RPAロボット作成を始めたばかりのころで思うように作成も進んでおらず、会社からはRPAロボット作成数のノルマ(※)も課されていたため、とにかく作成に手を付けたい状況でした。そのような状況の中、業務ヒアリングのためにどんどん時間を割かれていくことに頭を抱えていました。
※4か月で11個を作成するというノルマでした。

同じIT業界に勤める友人から言われた下の一言をきっかけにこの状況は打開されます。

「RPAって何でも全部自動でやってくれるんでしょ?」

友人と最近の技術の流行りや自分の業務などを会話していた時にそう言われ「あれ?世間のRPAのイメージってそうなのか・・・。」と気付けました。思い返してみれば私もRPA作成に携わる前はそう思っていたのでした(笑)

【現場担当者とRPA作成者がイメージしているものが違う】ということを見落としていましたが、この会話をきっかけに自身の意識を変えられました。業務ヒアリングの際にはまずRPAロボットができることのイメージを丁寧に説明し、とにかくRPAが得意なこと、できることをわかってもらうことに努めました。

 

この経験からわかったことは

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【RPAのイメージを丁寧に認識合わせをして、必要であれば業務そのもののやり方を変えてロボットが得意な形にしていく】
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RPA推進にはこれが必要です。

まとめ

さて、今回はRPAの導入初期に見落としていた話をしました。そこで得た経験を以下の3点にまとめます。

・RPA ≠ AIであり、RPAロボットが何でも自動でやってくれる訳ではないということ
・現場担当者とRPA作成者との間で、RPAのイメージを丁寧に意識合わせするのが大事だということ

・必要であれば業務そのもののやり方を変えてRPAロボットが得意な形に変えていくこと

今回のお話で少し出てきていましたが、実はRPAロボットが得意としている作業があります。ということで、次回は「RPAが得意とする作業は何か?」をテーマにする予定です。

それではまた。

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